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usa*log 晴れ。ときどき、うさぎ王国

いまどきのATM(1)

銀行のATMで操作中の年配の女性が振り向いて「ちょっと...わからないんですが...」とつぶやいて並んでるみんなに助けを求める視線を送った。
見てあげようかなと思ったら、前にいた青年が「それはインターフォンで係の人を呼んだ方がいいですよ」と言う。そりゃそーか。

今時のATMは、操作中の人を覗いちゃいけませんどころか、ブースの外で待つのがルールになっているようで、ここはちょっと大規模だから中に入れるけど、小さな所ではこの炎天下に外に行列なのだ。
そんな状況だから、見てあげたいけど声かけにくい空気がある。
余計なことしてオレオレ詐欺?とか思われたくないよねー、という感じの。

しかし、時間外なのか誰も来ない。
「なんだか画面が違うほうへ...」などとおっしゃる。
お振込ですか?暗証番号は?とかやるわけにはいかないけど、少しくらいなら不審者にもならないだろうと思い、ちょっと見てあげた。
「入金したいのに違う画面が...」
機械というのはヘンテコになったらリセット、が基本だと思ってる。(トロンならコンセント引っこ抜いちゃう)
「それじゃ、とりあえず最初に戻っていいですか?」
と確認してホームに戻るボタンを押してあげた。
このくらいなら怪しい人にもならないだろう。
「これで、もういちど最初から試してみてくださいね」

操作してるとこに付きっきりはやっぱヤバイと思ったし、順番が来たのでそこを離れた。
ところがまた「あの…できないんですが…」
現金をつかんで操作中だったので、誰か頼むよ〜と思ったら、後ろにいたおじさんが「どうなさいましたか?」と出て来てくれた。
その人はみんなに聞こえるような大きな声で、「お振込ですか?」などと聞いて親切に教えてあげていた。

そうだよ、これが普通だよなって思った。
困っている人がいたら親切にしてあげなさい、って教わったじゃないか。
いつからそういうことをためらうような空気になっちゃったんだろう?
関わりを持つことを必要以上に恐れるようになっちゃったんだろう?

明快なおじさんがやたらかっこよく見えた。
次からは遠慮しないで、はっきりと大きな声で教えてあげようと思ったよ。

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今年も食べたよ、パッションフルーツ!
強烈に酸っぱくて甘くてトロピカルで野性的。
元気出していこっ、て時に最適。
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by usa-log | 2010-08-19 13:20 | デザインやなんかのこと
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