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usa*log 晴れ。ときどき、うさぎ王国

容疑の圏外 --時刻表トリックなんてキライさっ

ミステリーはけっこう好き。一時期話題になった「新本格」と呼ばれる作者のものはほとんど読んでると思う。

昼間、方向オンチ仲間のTりんと本の話をしていた。けっこう趣味がかぶるというか、じっくり話たらかなり盛り上がりそう。次回うちに遊びに来たときに気に入った本を持って帰ってもらおっと。(ミステリーを読み直すってことはよっぽどじゃない限りないから)

さて。
ミステリー好きのTりんと私だが、いわゆる鉄道ミステリー...そう、あの「時刻表トリック」というのだけはニガ手である、ということも一致した。

だって、考えてもみてください。

「古畑警部っ。容疑者のうちゃおー、たむりん、ゆきにょを連れて来ました。」
「ごくろうさん。....この人たち?」
「? なにか。」
「この人たちには無理でしょう。
○○銀行の迷路のような地下金庫から現金を盗んで裏口から逃走、袋小路のような路地裏を追っ手を振り切って、さらに東京駅の地下通路を走り抜けて特急××に飛び乗って、その上誰も気付かなかった時刻表の30秒の空白を利用して次の駅で素早く乗り換えてアリバイ工作なんて。
この人たちには絶対ムリ。」
「...。」
「ハイ、ご苦労さん。あなたたちは帰っていいですよ。」


方向オンチでは鉄道ミステリーの犯人にはなれないのだ。
by usa-log | 2004-08-16 18:22 | 観た、聴いた、読んだ
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